ルーツ

オイラの父方の親戚は親父を含めてダメダメ〜な感じなんですけども、母方の親戚(母は四姉妹)が!みんな、才能に溢れててカッコイイ(・∀・)!訳ですよ、オイラを除いてみんな凄い人なんですよ。
で、そのルーツを考えると、母の父親、つまりオイラのおじいちゃんが凄い人だったのではないかと、早くに亡くなってしまったのでオイラは全く会ったことが無いし、ほとんど知らないんですけども、ちょっとオカンに、おじいちゃんのことを初めて詳しく聞いてみました。
以下、忘れないようにマトメモ。
地方の庄屋の息子として生まれたおじいちゃん。しかし、父親が亡くなってしまったのが原因で、没落?したのかな、周りの使用人達がいなくなってしまい、兄弟と母だけになってしまった。長男じゃなかったおじいちゃんは、母親を助ける為に、東京へ出て、靴職人の元で丁稚奉公を始める。毎月の仕送りは欠かさなかった。
やがて、独立して東京に靴屋を開業。地元じゃかなりの有名人。靴屋も周りに一軒だけだったので、かなりの金持ちに。四段あるタンスの中には札束がギッシリ入っていて、そこからお金を出し入れしていた(母曰く、タンスに札束ギッシリ話は、ばあちゃんから聞いた話で自分が見たわけではないので、ちょっと胡散臭いそう)。また、結婚式で嫁さんが初めて町に来たときには、駅に人だかりが出来たそうだ(母が地元の友達の親から聞いた話なので、ここは確実)。
職人としての腕も良く、商才もあった。当時は珍しかった「閉店しないのに閉店セール!」と言って売る、ちょっと小ずるいやり方も開発。丁稚時代に独学で勉強していたので、頭も悪くなく、字も上手かった、歴史のことなら何でも答えられた。また、娘のスカートのほつれを縫い直したり、料理もよく作っていた、その時代の男にしては、家事まで出来るのは珍しい。
ただ、人が良かったため、よく人にダマされてお金を貸していた、泣き疲れると断れなかったようだ。だが、ほとんど貸したお金は戻ってこず、よく「貸したお金は戻ってこないと思え。親しい人にお金は絶対に貸すな」と、言われていたそう。
で、母が高校生の頃に亡くなってしまった。
(どこまで誇張されてるのかは分からんが)なんか凄い人っぽい(・∀・)!