昔の思い出

オイラが小さい頃(幼稚園〜小学校低学年ぐらい)、父親と二人で近所に出かけた時によくあったこと。



父が、自動販売機で缶ジュースを買って、自分一人で飲みはじめるんです。
分けてはくれない。
なのでオイラが、「ぼくも飲みたい!ジュース買って!」って言うと、
父は、


「本当に飲みたいの?」
「本当に喉が渇いてるの?」
「家までガマン出来ないの?」
「買っても全部飲みきれるの?飲みきれないんだったらもったいないだろ」


などと、延々と言ってきます。
そんなことを言われたら、「じゃあ、いらない」って言うしかない。
子供だから、そう誘導されてるのに気付かない。
でも、なんだか悲しい気持ちになって、
泣きながら家に帰ります。
すると、泣いてるオイラを見て母が、「何かあったの?」って二人に聞くけれど、
父は、「なんにもなかった」って言う。
オイラは、何で悲しいんだか説明出来ない。
もし、ジュースのことに話がなっても、
「いらない」って本人が言ったんだから、買わなかったんだ!
って父は言い訳が出来るし、
オイラも、自分で「いらない」って言ったのだからって思ってる。



・・・実に合法的なイジメですよね。



でさ。父関連の、こういう話が山ほどあるんだけど、なんかまとめて本に出来ないかなぁ、
とか考える最近です。