助かって、猫+

今日、野良猫数匹を、さいたま市の「動物愛護ふれあいセンター」という施設に持って行きました。


ほぼ毎日、家の庭に来ていて、野良とは思えないほど人懐っこく、「ニゲちゃん」と勝手に名前まで付けてしまった、愛着のある野良猫さんなんですが。まだ生まれて7ヶ月程しか経っていないのに(小さい頃から家に来てたので、だいたいの年齢は把握)、赤ちゃんを数匹産んでしまい、さらにその赤ちゃんと一緒に、家の庭に居座ってしまったのです。
困ったのが、いろいろ策を講じても、一向に出て行く気配がないこと。
今までウチの母が、たまにエサをあげてたせいもあって、「お腹すいた、又ご飯ちょうだい」と、24時間ニャーニャーニーニー鳴いている。でも、ご飯をあげるとさらに居座ってしまう為、あげられない。可愛そうで声を聞いてるのが辛い。近所迷惑にもなっている。
さらに、性格がアレなウチの親父が、「植木を倒しやがって!」と、狂ったように、猫に対してホースで水をかけたり、仔猫を物置の下に閉じ込めて餓死させようとしたり、棒を持ってガツンガツンやり始めた。(それでも猫は出て行かない)
その上、最近、雷雨が多いので、このままだと、何匹か自然死してしまいそう。
日に日に、赤ちゃんも大きくなっていってる...


という訳で、最後の手段。親猫と共に、施設に持っていくことになりました。


公共の施設と言っても、保健所よりは、緩やかな施設で、
保護された犬猫を、数日間収容して、飼い主が現れなかった場合(今回の場合は野良だから飼い主はいないんだけど)、一般の犬猫が欲しい人に譲渡される、という仕組みの場所。
しかし!譲渡適正が合わない場合(大きな病気や怪我をもっていたり、あまりにも人になつかないなど)や、譲渡先が見つからない場合は、致死処分になってしまうのだそう。


それはキツイけれど・・・もう他に、方法が無い。
家では飼えないし、飼ってくれる人も見つからなかった。
他に助ける方法があったかもしれない。自分の力の無さが、凄く悔しい。


このページで、現在、施設に保護収容されている猫を見ることが出来ます。
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1188455164481/index.html
この中に、今日持っていった猫がいるけれど、どれかは...書かない方が、たぶん良いよね。
病気や怪我はないし、かなり人になついてるので、貰い手はきっと見つかる、と思うんだけど...
一度引き取ってもらったら、返してもらうのは無理なので、もう、そう祈ることしか出来ないんだけど...



あぁ、やっぱり、責任感じる。ドキドキする。涙が出てくる。
本当に今日は、切なさや心配や、いろんな感情が溢れて寝られなかった。
さいたま市の誰か!*1ニゲちゃんと子供を助けてあげて!引き取ってあげて(/_<。)

*1:さいたま市在住の人でないと引き取れません